今回はメキシコ!
私がメキシコへ行ったのは2001年。
もう12年前 当時23歳でした。
目的はボランティア。
ボランティアってどのようなイメージですか?
私にとっては’すごく楽しいもの’なのです。
日本国内もそうですが、海外にも色々なボランティアがあります。
動物の保護や、語学を教えるボランティア、井戸掘り、教会修復、お祭り・カーニヴァルのお手伝いなんていうものもあります。日本では、地震の際ボランティアに参加された方も多かったように、海外でも緊急事態のボランティアは募集されています。とにかく、いろんな種類のボランティアがあるのです。
第一歩として、自分が働くことが世界でも役に立ち、自分も嬉しいという気持ちで選んでみることをお勧めします。
私の場合は・・・動物が大好きだから動物を助けたい。メキシコに行きたい。という気持ちは決まっていたので、じゃあ、何が必要とされているのかな?と、募集されているリストを見たときに、興味を引くものがありました。
’越冬をする蝶の保護’
これなに~??蝶が越冬?!
そのとき、初めて、越冬をする蝶がいるのか!とびっくりしました。
その蝶は
<オオカバマダラ>
8~10センチほどのきれいな黒とオレンジのはねを持っています。
アメリカとカナダに生息していて、秋になるとカリフォルニアやメキシコに移動し、集団で越冬します。
カナダからメキシコまではざっと3800キロメートル!
さらにすごいことに、越冬地で過ごしたオオカバマダラは、春になると今度は北に戻ります。
しかも、何代にも渡って遺伝子を残しながら。
■秋の移動
オオカバマダラは8月の下旬、南へと移動を始めます。
寒いカナダの地を離れ、メキシコへ向かい越冬するためです。
移動中、花の蜜を吸いながら栄養を蓄え、夜は集団で木陰などで休みます。
南へ移動するにつれその数が増え続けます。その数、ひとつの集団で1億頭、羽を休めた森林は、
岩を打つ波音のように羽音が響き、蝶の重さで木々は地面に届くほどしだれ、
上空を埋める蝶で太陽の光が遮られて暗くなるほどだといいます。
すごい!
オオカバマダラは吹く風に乗り、太陽をコンパスにしながら約4000キロもの旅をします。
オオカバマダラは非常に飛翔技術に優れた蝶で、それほど羽ばたかなくても気流に乗り、滑空し続ける事が得意なのだそうです。
やがて越冬地に到着した蝶たちは、松やモミなどの木にとまり、越冬の準備を始めます。
オオカバマダラは越冬地では毎年、同じ森の到達し、同じ木に蝶たちが集まるのだそうです。
そのコンパスの正確さに驚きです。
これまでも、すごく謎めいた魅力ある蝶なのですが、
ここからがさらにすごいです!
■春の移動
早春の3月下旬頃、気温が暖かくなり始め、越冬を終えた蝶は北へ移動を始めます。
越冬したメキシコ中部にある森(オオカバマダラ生物圏保護区)から飛び立つと、
秋の移動と違って今度はそれぞれバラバラに動きます。それぞれのペースってことですね。
全体としては北上します。
アメリカ合衆国の南部まで行き、そこでメスは卵を産み一生を終えます(1世代目)。
そこで、羽化した子どもたちは、アメリカ合衆国の中部まで行って、産卵します(2世代目)。
2世代目の成虫は寿命が短く、3~4週間ほどしか生きられないそうです。
孫にあたる3世代目が、さらに北上してカナダとの国境にあるエリー湖にたどり着きます。
そこで、また、夏をすごします。
びっくりじゃないですか?!
こんな蝶を助けるボランティアをしたい!
そう思いました。
ボランティアは、この世界遺産に登録にも登録されている、
オオカバマダラ生物圏保護区の森の整備です。森を綺麗にする仕事です。
調べていくうちに、現在の悲しいニュースも発見しました。
オオカバマダラは移動してくる途中、あちこちで蜜を吸うのですが、そのひとつであるトウモロコシについて、「遺伝子組み換えトウモロコシの花粉を食べた蝶は体重も減り、44%死んだ」という研究発表がなされたそうです。
ここでは、深く触れませんが、遺伝子組み換え作物の話は
こちらの映画↓
『モンサントの不自然な食べ物 』に詳しいです、ひとつの情報としてお勧めします。
さて、心が決まったのでボランティアの申し込みをしました。
英語は当時簡単な言葉しか話せませんでしたが、募集欄に必要な英語スキル
<初級>
となっていたので、なんとかなると思っていました
メキシコの公用語がスペイン語だなんて、当時頭にありませんでした・笑
とにかく、行きたかったのです。メキシコには縁があると感じていました。
そして・・・ ワクワクしながら、受け入れの連絡を待ちました。
チケットも買いました。行く気満々
ある日!郵便で届きました!
メキシコ・ボランティアの団体から・・・・!
開いてみると・・・・英語で
この度は、ご参加ありがとうございます、みたいなことが書いてあり、
ボランティアは自主的な参加なのでどんどん、自分から色々なことに参加しましょう!
みたいな事も書いてあった気がします。
で、内容を見ていくと・・・
コロラビーチへの行き方・・・
Turtle・・・ という文字が頻発しています・・・ タートルって、亀ですよ。
ん?!
よく読むと、『海がめ保護のボランティア』の内容でした
!?!?!?
長いのでつづきます。